インプラントとは、失ってしまった自分の歯の代わりに、人工の歯根を顎に埋め込み、その上に人工の歯を装着して、噛み合せを回復させる治療です。骨との親和性の高いチタン金属の人工歯根を利用することにより、自分の歯と同じような感覚で食事をしたり、お話したりできます。
部分入れ歯のように隣り合う歯を支えにせず、インプラント単体で自立します。その為、取り外しの手間はなく、健康な歯と変わらない自然な見た目でしっかり噛むことができます
インプラント治療は、成人の方なら年齢制限は無く、85歳の方が治療を受けた例もあります。但し、顎の状態、体質、疾病(骨粗しょう症、重度の糖尿病、アレルギーなど)によって治療ができない場合もあります。
都島区の歯医者 くが歯科医院では、「生きがいのある暮らしのために」をコンセプトに、インプラント治療を行っております。インプラント治療とは、"食べることから生きがいのある暮らしを取り戻す"ことです。
500症例以上の長年の実績経験から、患者様へのより良い治療を、適切な費用でご提供いたします。オペは2名体制で実施しており、難症例の治療や、骨の再生治療(骨造成)にも対応しておりますので、他院でインプラント治療を断れた方も、一度当院にご相談ください。
尚、当院では、院長をはじめ口腔外科出身の歯科医師が多数在籍しており、日々治療技術のアップデートしております。また、全国で約5%の歯科医院しか指定されない厚生労働省指定臨床施設で、万全の外来環境のもとインプラント治療を行っております。
取り外し可能なので、両隣の健康な歯を削らずに済みます。バネで両隣の歯に止める為、不安定で噛む力は弱くなり、両隣の歯に負担がかかります。バネが目に付き、見た目は今一つの場合もあり、噛み心地も違和感があることがあります。
治療期間:2週間~1ヶ月
ブリッジを支える両隣の健康な歯を削る必要があり、噛み合わせの時に両隣の歯に負担がかかります。部分入れ歯に比べると安定しており、噛む力も回復し、天然の歯に近い噛み心地があります。
治療期間:2~3週間
健康な歯を削る必要が無く、人工歯根がしっかりと顎に固定されます。他の歯に依存せず、他の歯に負担がありません。咬合力が強く、見た目に不自然さがありません。天然の歯と変わらない噛み心地があります。
治療期間:4~6ヶ月
欠損歯があると、両側の歯が次第に抜けた所へ寄ってきて、やがて傾いて虫歯になりやすくなったり、歯周病になったりします。欠損歯と噛み合わせる歯においては、適度な圧力が加わらないことによって弱くなり、歯が突出してきて抜けやすくなります。
また、一部の噛む力が弱くなると、歯同士のバランスがくずれて、噛み合わせの崩壊が起き、抜けた部分の顎の骨は細く、薄くなって行きます。
インプラントの手術は、歯を抜く処置と同じ程度の手術で、通常1時間以内で終了します。
但し、埋め込んたインプラント体と骨の結合に3~6か月ほど治癒期間を有しますので、人工歯根の埋め込み手術と、上部構造(人工歯)の装着で2回手術を行います。
尚、手術時は局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じることなく、入院の必要はありません。手術をした当日から平常通りの生活ができます。
1次手術①
歯ぐきを切開し歯槽骨(歯ぐきの骨)に穴を開けます。
1次手術②
インプラント体を埋入します。
1次手術③
歯ぐきを閉じて、仮歯や義歯を使いながらインプラント体と顎の骨の結合を待ちます。(上あごで約半年、下あごで約3か月ほどです。※個人差があります。)
ここまでで、1次手術は終了です。
上あごで約半年、下あごで約3か月ほど(※個人差あり)インプラントと骨の結合を待ち、2次手術へ移行します。
稀に全身状態の不良や口腔内の感染症により、結合が上手くいかない時があります。
その場合は、状況をご説明の上、インプラント埋入をやり直すか、埋入を中止することもあります。
2次手術①
結合を確認後、歯ぐきを切開し、インプラント体の頭を出します。
2次手術②
人工歯との接合部分であるアバットメント(土台)を取り付けます。
2次手術③
仮歯を付けて調整した後、最終的な上部構造を装着して治療終了です。
正しくメンテナンスを行えばインプラントは半永久的に持ちます。口の中を衛生的に保つことを心がけ、定期検診をきちんと行う事で長期にわたり良好に維持できます。正しいお口と歯の手入れがインプラントを長持ちさせます。
骨の量を理由に、他院でインプラント治療を断念された方は、是非一度、都島区の歯医者 くが歯科医院にご相談ください。骨造成という治療でインプラント治療が可能になる場合があります。
骨造成とは、顎の骨を再生させたり移植を行うことで、インプラント体を埋め込める状態まで回復させる治療です。患者様の骨の状態によって様々な治療法があり、高い治療技術が求められる為、インプラント治療を行える歯科医院でも、骨造成には対応していない場合があります。
上顎には上顎洞と呼ばれる空洞があります。上顎洞はどのような方でも存在する骨の構造ですが、上顎にインプラントを埋入する際、上顎洞が存在するため骨に幅や高さが足りなくなってしまう場合があります。このような症例に、上顎洞に骨造成を施すサイナスリフト法が有効です。
サイナスリフトは、手術内容から「治療が長期間化する」「外科処置に伴う侵襲度合が大きい」などという短所が挙げられますが、造骨が完了した後のインプラント埋入手術においては、高い成功率を得ることが期待できます。
上記のサイナスリフト(上顎洞拳上術)と同じく、上顎洞下のインプラント埋入時における骨造成としてソケットリフトと呼ばれる手法が存在します。
サイナスリフトと同様、頬骨の奥に存在する上顎洞と呼ばれる空洞に骨移植材を充填して、上顎の骨に厚みを加えるテクニックです。
サイナスリフトと異なる点は、骨補填材の挿入方法です。インプラント体の埋入する穴から移植骨や骨補填材を補填する為、歯肉や骨を大きく切開するサイナスリフトに比べ、低侵襲で安全に上顎洞の底部分を押し上げることが可能です。また、切開箇所の治癒や骨が仕上がる期間を待つ必要がないので、骨造成とインプラント埋入手術を同時に行う事ができ、その他の骨造成よりも治療期間が短くなるメリットもあります。
但し、ソケットリフト法は増やせる骨量に限界がある為、ご自身の骨に比較的量がある場合のみ適用可能です。
上顎奥歯の部位で骨の高さが足りない場合は、造骨技術によりインプラントが可能になります。
以前は患者様自身の顎骨や腸骨を採取したりしていましたが、現在では、ご自身から採血した血液を分離させ、血小板を多く含んだ血漿(PRP)を、人工の骨補填材と混ぜることにより、造骨が可能になりました。
尚、血漿(PRP)は、骨の造生以外にも創傷の治癒に関与する成長因子を分泌する為、治癒期間の促進させることもできます。
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